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高血圧に関する病気と降圧剤の服用について

高血圧は、サイレントキラーとも言われるとても危険な病気です。
痛みを感じないまま、身体を蝕んで行く病気で、脳や心臓に大きな負担をかける病気を引き出す役目をする、とても危険な症状を持っています。
そのため、数値が高くなり危険とされた人は、医師から降圧剤を処方されるようになります。
ひと昔前までは、一度服用を始めると一生手放すことが出来ないとまで言われた降圧剤ですが、最近では医療技術も進んだことから、薬を止めることが出来る人も出て来ています。
そんな高血圧には、本態性高血圧と二次性高血圧があります。
多くは、本態性高血圧にかかることになる訳で、生活習慣とか環境因子と言われる飲食やストレスなどが関係して来るものです。
また、遺伝の場合も多いので、本人の意思以外にも要因があると知っておくべきです。
二次性高血圧になると、腎臓病や甲状腺と言った分泌異常が原因となることが多くなります。
これらの場合は、原因がハッキリ判ることから治療もしやすくなっています。
他に考える状況として、脳血管障害の急性期には高血圧を起こす場合もあります。
この時脳出血では、降圧が必要になりますが、脳梗塞の時には降圧を行うことはないと知っておきましょう。

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